あなたは、古くなった愛車にはもうほとんど価値がないと思っていませんか。確かに、車は耐久消費財であるため、走れば走るほど部品が消耗・劣化して価値が下がります。だからといって、「もう価値がない、査定額が0円になる」ということはありません。

実は、低年式車であっても、一定以上の価値はあります。「古い車だからタダで引き取ってもらえれば御の字」と思っている人は意外に多いですが、それは車の売り方が適切でないからそう思うのです。正しい方法で車を売却すれば、思っている以上に価値があったのだと気づくことができます。

なぜ、古くなった車にも価値があり、一定以上の買取価格がつくのでしょうか。今回は、「低年式車にも価値がある理由」「低年式車でも高額査定が期待できる車種」「低年式車を高値で売るための方法」について解説していきます。

低年式車にも価値がある理由

「車は新しいほど良い」というのは誰もが抱く思いでしょう。しかし、実際に車を買うときに現実につきあたります。新車や新しめの中古車は高くて買えないことはよくあるからです。

そこで次に目を向けるのが、「ある程度古くなって価格が安くなった中古車」です。そもそも、中古車を購入する最も大きな理由は「販売価格が安いから」です。

このように考えてみると、古くなった車にも需要があることに気づきます。実際、10年落ちの中古車というのは思う以上に多く流通しています。

以前私が仕事の都合で中古車販売店に行ったとき、7年~10年落ちの中古車が多く並んでいました。気になったので「どのくらいの年式の中古車が人気なんですか?」と聞いてみると、「新しめの中古車も人気ですが、意外と10年落ちぐらいの古い車も売れるんですよ」と教えてくれました。

このことからも、低年式車にも需要があることが分かります。需要があるということは、それだけの価値があることを意味します。

日本製の車は海外で高い需要がある

実は、低年式車であっても高く買い取ってくれる中古業者が存在します。それは、「海外に販売ルートを持つ買取業者」です。

車だけに限ったことではありませんが、日本の製品は精度がよく高品質、壊れにくく頑丈です。そのため、海外において「日本車」は一種のブランドであり、欲しがる人が非常に多いです。その裏付けとして、年間の中古車輸出台数は100万台以上にもなります。

「外車(輸入車)は壊れやすい」というのはよく聞く話ですが、これは日本車が壊れにくいことの裏返しでもあります。日本車が頑丈だからこそ、輸入車が壊れやすいという話になるのです。

また、日本国内では「車は長くても10年乗るのが限度」という認識が一般的ですが、海外では10年落ちの車はまだまだ走るというのが常識です。そのため、日本国内ではほとんど価値のつかない車であっても、海外に輸出すれば価値のある車として買い手がつきます。

むしろ、低年式車だからこそ海外で売りやすいともいえます。輸入車は運搬費用や関税がかかるため、販売価格が高くなるからです。

輸出先の国によっては、「〇年以上経った車は関税が安くなる、もしくは関税がかからない」という規則があります。こうした理由があるため、海外に輸出する場合は年式が低いことが必ずしも条件が悪いことではありません。

以上のことから、低年式車であっても海外に輸出すると高値で売れます。しかも、年式によって関税が安くなる国に輸出できればより大きな利益を得られます。これが、「海外に販売ルートを持つ買取業者」が低年式車であっても高価買取できる理由です。

低年式な車の中でも特に高額査定が期待できる車種

ここまでの解説を通して、低年式車であっても価値があることが分かりました。次は、より具体的に「どの車種が高く売れるのか」について紹介します。

プレミアのついた名車

名車というのは、例えば「日産 スカイラインGT-R」や「マツダ RX-7」など、車が好きな人なら誰でも知っているような車のことをいいます。個人的な見解ですが、マンガやレースゲームに登場する車種は名車と呼ばれることが多いように思います。

こうした名車は、どんなに年式が古くなろうともファンが欲しがるため、高値で売れます。むしろ、生産が終了した人気車というのは、お金に変えられない価値があるため、中古車にもかかわらず新車価格よりも高い価格で売られることもあります。

名車が高く売れる例で最も有名なのが、マンガ「イニシャルD」の主人公の登場車種「トヨタ AE86(通称ハチロク)」です。マンガの影響で人気に拍車がかかり、年式的に考えて異常なほど高い買取査定額がつく車です。

AE86は1983年に発売された車ですが、30年以上経ってもなお100~200万円と非常に高い中古車価格がつけられています。状態のいい個体では300万円越えの価格がつくこともありますが、これは発売当時の新車価格の2倍近い価格です(新車価格は発売当時160万円ほどです)。

AE86の中古車

AE86ほどではないとしても、他にも高い価値を持つ名車はたくさん存在します。もし、こうした名車を所有しているのであれば、手放すときに高い買取査定額がつくのは間違いありません。

海外で人気の高い車種

先ほども解説したように、低年式車は海外に輸出すると高値で売れます。そのため、低年式車であっても海外で人気の高い車種であれば高額査定が期待できます。では、具体的にどのような車種が海外で人気なのでしょうか。

①SUV

SUVで世界的に有名なのは「トヨタ ランドクルーザー」です。日本では「ランクル」の愛称で親しまれている大型SUVですが、海外においても絶対的な人気があります。

特に、砂漠地帯を走破する性能と耐久性が求められるアラブなどの中東国では、頑丈で高性能なランドクルーザーは重宝されています。

他にも、「トヨタ ハリアー」や「ホンダ ヴェゼル」など、いわゆる「コンパクトSUV」と呼ばれるクラスの車種も海外で人気があります。

未舗装路の多い国では走破性能や頑丈さが求められるため、走行距離や年式に関係なく信頼性の高い日本のコンパクトSUVは生活の足として需要があります。

②ミニバン

「トヨタ ヴェルファイア」や「トヨタ アルファード」など、ミニバンの中でも比較的高級なモデルが海外で人気を集めています。これらの高級ミニバンは現行モデルが高価なためか、旧型モデル(低年式車)の需要が高い傾向にあります。

高級ミニバンだけでなく、「日産セレナ」や「ホンダ ステップワゴン」などのファミリー向けのミニバンも人気です。特に、アフリカやアジアでは大人数の家族が多いので、家族が全員乗れるミニバンは重宝されています。

また、ミニバンではありませんが「商用バン」も非常に海外需要が高いです。代表的な車種は「トヨタ ハイエース」で、かなりの低年式車であっても高額査定が期待できる車種です。

余談ですが、あまりの人気の高さから、ハイエース専門の窃盗団が存在するようなのでハイエースオーナーの方は気をつけてください。私の知り合いにもハイエースを盗まれた人が2人いますが、いまだに見つかりません。恐らく、海外に売り飛ばされてしまったのだと思います。

③コンパクトカー

日本の道路事情にマッチしていて非常に使い勝手のいいコンパクトカーですが、海外でも高く評価されています。代表的な車種は「ホンダ フィット」や「トヨタ ヴィッツ」などで、毎年多くの中古車が輸出されています。

また、インドではスズキが国内シェアの半分近くを握っているため、「スイフト」も高価買取の対象になるようです。

④ハイブリッドカー

日本国内で大人気なハイブリッドカーですが、海外でも日本のハイブリッドカーが徐々に浸透していっています。

実際のところ、ハイブリッドカーは停止と発進を繰り返すような場面で効果を発揮するので、日本に比べて信号の数が少ない海外ではあまり好燃費は期待できません。しかし、海外には「ハイブリッドカー」を一種のステータスだと考えている人がいるようで、年式や走行距離に関係なく高値で取引されています。

ハイブリッドカーを所有しているのであれば、たとえ低年式車であっても高額査定が期待できるでしょう。

⑤セダン

日本ではあまり人気とはいえないセダンタイプの車ですが、海外では根強い人気があります。特に、アメリカでは「トヨタ カムリ」や「ホンダ アコード」などの日本製のセダンが大人気です。

「2016年アメリカで最も売れた車ランキングトップ10」では、4位「トヨタ カムリ」、5位「トヨタ カローラ」、6位「ホンダ シビック」、9位「ホンダ アコード」と4台もの日本製セダンがランクインしています。これは新車販売台数ランキングですが、中古車市場でも日本製セダンが人気であることは間違いありません。

日本においてはセダン車は中古車市場での人気が低いので高額査定が期待できませんが、海外に販路を持つ中古車買取業者に査定を受ければ高価買取に繋がります。

パーツ単体で見て価値のある車

車は走れば走るほど部品が劣化・消耗しますが、中には消耗しない部品も存在します。中古車としては価値がなくても、1つ1つの部品にはまだ価値が残っている可能性があります。

例えば、カーナビは消耗品ではありません。機能的に古くなることはあっても、基本的に消耗して壊れることはない部品です。他にも、ホイールやエアロ、ドア、バンパー、ボンネット、ウィンドウガラスなど、年数が経ってもまだまだ使える部品はたくさんあります。

また、消耗品の代表であるエンジンも、オーバーホール(分解し整備すること)をすることでまだまだ使えるものが多いです。特に、高性能エンジンは新品の値段が高価なため、中古のリビルド品(オーバーホール済みの部品)は需要が高いです。例えば、ホンダの高性能エンジン「VTEC」はエンジン単体で非常に価値があります。

このように、車としては価値がほとんどなくても、パーツ単体で見れば価値のある中古車があります。そのため、こうした中古車は「中古車のパーツに価値を見いだしてくれる中古車買取業者」に査定を依頼すると高価買取に繋がります。

ここまで、低年式車であっても高価買取が期待できる車種を紹介してきましたが、紹介していない車種であっても高価買取の対象になる可能性はあります。もし、あなたの愛車が上記の車種に当てはまらなかったとしても、あきらめずに査定に出してみましょう。

どんなに低年式でボロボロな車であっても必ず価値はある

誰がどうみてもボロボロで廃車寸前のような車であった場合、ほとんどの人は廃車にすることを考えます。しかし、実はそのような廃車寸前の車であっても全く価値がないということはありません。

廃車を買い取ってくれる業者に車を売れば、1~3万円程度で引き取ってくれるからです。場合によっては10万円程度になることもあります。

なぜ、廃車寸前の車に値段をつけて買い取ってくれるのでしょうか。それは、廃車買取業者は車としての価値ではなく、車に使用されている鉄やアルミなどの素材に対して価値をつけているからです。そのため、車がどんなに低年式でボロボロであっても、素材として価値をつけて買い取ってくれます。

低年式な車を高値で売るためには

ここまでの解説を通して、なぜ低年式車に価値があるのか理解して頂けたでしょうか。一般的な常識と事実に差があることは多々ありますが、低年式になった中古車の価値については特に誤った認識が多いように感じます。「適切な買取業者に車を売却すれば高価買取に繋がる」という事実を認識していない人が多いということでしょう。

ただ、適切な買取業者選びをするときに問題となるのが、「自分の愛車をどういった業者に売ればいいのか」という点です。愛車を海外に販路を持つ業者に売るのがいいのか、それともパーツに対して価値をつけてくれる業者に売るのが適切なのか、ベストな業者の判断が難しいです。

また、「こうした買取業者をどうやって探すのか」という問題もあります。どの中古車買取業者が海外に販路を持っているのか、パーツに価値を見いだしてくれるのかを調べるのは相当大変です。

低年式車をできる限り高値で売却するためには、これらの問題をクリアしなければなりませんが、実はインターネット上で「一括見積もり査定」に申し込めば問題は解決します。

なぜなら、インターネットを通じて一度に複数の業者から査定を受けることができるからです。複数の業者の中で高い買取査定額を提示してきた業者は、おのずとあなたの愛車の買い取りに適した業者ということになります。

あなたの愛車が輸出に適している場合は、海外に販路を持つ業者が。パーツに価値がある場合は、パーツに価値を見いだしてくれる業者が。鉄やアルミなどの素材として売るのが適しているのならば、廃車買取業者が高い買取査定額を提示してきます。つまり、適切な業者だからこそ高い買取査定額を提示できるのです。

ちなみに、一括見積もり査定ではインターネット上で愛車の情報を入力すると暫定的な買取査定額が提示されるので、査定額の高い上位3~5社に絞って現車査定(実際に車を見てもらって査定してもらう)を依頼するといいです。

また、現車査定の際は買取業者があなたの元まで出張査定に来てくれるので、わざわざ店舗まで車を持ち込む必要はありません。実際に車を査定してもらった後は、複数社の中で最も高い買取査定額を提示してきた業者に愛車を売却すれば高価買取が実現します。

低年式になってしまった愛車に対して、「どうせまともな値段でなんか買い取ってもらえない」と決めつける人は多いですが、それは非常にもったいないです。

ここまで紹介してきたような買取業者に愛車を売却すれば、思っていた以上の価格で買い取ってもらえる可能性は十分にあります。その際は、一括見積もり査定を利用して愛車の売却に最適な業者を見つけ、高価買取を実現しましょう。


私が車を買い替えるとき、必ず行うことは一括査定によるネットからの一括見積もりです。一社だけでなく、何社もの見積もりを競争させることで中古車の下取り価格が高額になるからです。

一社だけの見積もりに比べて、複数の見積もり査定をすることで車の買取額が15~30万円ほどアップするのは普通です。

ちなみに、私が一括見積もりしたときは買取額が41万円も上がったことがあります。ネット見積もりの方法を他の人に伝えたところ、「3社から依頼があり、競争させたら買取額が14万円も上がった」「ディーラーからの下取り価格よりも23万円高くなった」など喜ばれるようになった経緯があります。

特にカービューを使えば、登録3分で最大8社へ一括見積もりを依頼することができます。あなたの自宅(または事務所)まで出向いてくれるため、わざわざ車を購入したディーラーのもとに出向くことなく見積もり依頼を出すことができます。

登録無料のネット一括見積もりを活用することが愛車を高額で売る最も確実な方法です。